(自分に)甘い生活

自分に甘いアラサー女のシェイプアップの記録・日常生活のあれこれ

仕事考:仕事でパンクしそうな職場でありがちなこと1

こんにちは。月山キリンです。

今日も閑話休題的に、私が日頃仕事で考えていること・感じていることを記載します。

(筋トレネタがないとも言う 笑)

 

これまで書いていませんでしたが、私は都内で客先出向型のSEをしております。

同じ会社の同僚とチーム単位で出向しているので、お客様に囲まれて1人奮闘・・・のようなことはなく(昔いた職場ではありましたが)、チーム内であれば相互扶助も期待できる環境です。が、今その相互扶助精神が危機的状態となっています。

 

社員のスペシャリスト化について 

社風なのだと思いますが、私の所属するチームは皆さんすごくマジメです。同じフロアに他の協力会社さんたちのチームも複数あるわけなんですが、常に残業率はトップという 笑。お昼などの休憩時間を削ってでも仕事を仕上げようとする人もいて、悪く言えばチーム全体が「社畜体質」なんですね。

社畜体質」が寄り集まるとどうなるかというと、より「社畜体質」に拍車がかかり、何か息苦しくなります 笑。この人数に対してこの仕事量はどう考えても捌ききれないというのは体感的にも分かっていて、不満も出たりするんです。ですが、結局お客様に改善を求めるのではなく、自分たちをすり減らすかたちで働いてしまい、結果、仕事のクオリティは(二の次とは言わないまでも)置いていかれがちという悪循環が起こっています。

 

それから、これは私の職場に限った話なのかもしれませんが、個々の業務の線引きも厳密になります。各々がスペシャリスト化しすぎてしまうというか、仕事が属人化してしまって、ある日気がつくと他の人では手も足も出ない状態に・・・ということも。

結果、今持っている仕事を他の人に引き継げなくなるか、引き継ぎに膨大な時間がかかります。人によっては「これは自分の仕事なんで」と進んで属人化させてしまう人もいますが・・・。私個人の考えですが、社員の過剰な(あくまでも過剰な、です)スペシャリスト化は、長い目で見るとチームにとって損失だと思うんですよね。

 

スペシャリスト化の弊害

まず、私の職場の場合は、新しい仕事に対応するゆとりがないので、客先で業務を拡大すること、お客様の仕事に食い込んでいって、チーム(会社)として需要を高めることが難しくなります。これは個人にも言えることで、今持っている仕事=自分(だけ)の仕事という意識だと、新しい業務を覚えることが難しくなるので、長い目で見たときに、自分の仕事上の価値が高まりませんよね。

 

また、これは最近私が痛感したことなのですが、後輩など自分より下の世代が育たなくなります。なので、自分でてきぱき進めて欲しいのに、いざというときには横で付きっきりにならないと、仕事が進まないなんて事態になることも。

教えている側はついつい「なんで分からないの・・・」とゲンナリしがちですが、これ、自業自得です 笑。教える時間がないなら、最低限、不慣れな人間が1人でもある程度までは対応できるようなマニュアルを作っておくとか、工夫がいると思っています。

 

私にできること

じゃあ私にできることって何だろうと考えたら、もう自分ができるようになった仕事は、どんどん他の人にもできるようになってもらうしかない、と今は考えています。チームの全員とは言わないまでも、私が不在のときに私のカバーに入りそうな人、扱う業務の範囲が重なっていたり、似ている人たちです。それで、私も彼らの仕事をどんどん覚えていくことが大事かなと。

 

これだと、自分(だけ)ができる仕事がなくなることを、自分の存在価値が目減りすることだととらえる人もいるかもしれないんですが、結果的に自分のできる仕事の範囲も広がっているので、社員としての価値という意味では高まることになるんじゃないかなとも思います。

私は飽きっぽいので、自分の得意な仕事(スペシャリストとして活躍できる仕事)と、新しい仕事を並立させていく方が、より終業時間を楽しく過ごせるような気がする、ということもありますが。

 

それでも「職場における自分の価値を高めたい!」という人に有効なのは、組織内での自分の「役割」を意識することなのではないかと考えているのですが、結構長くなりそうなので、今週中に続きとして書きたいと思います 笑。

 

それでは、明日も楽しい1日を過ごしましょう。